Kobo Touch のファームウェアが 2.1.4 になり変わったこと

楽天からは何のアナウンスもありませんが、Kobo Touch のファームウェアがバージョンアップし、2.1.4 (r43710, 12/10/01) になりました。

Kobo デスクトップと同期するか、Wi-Fi でインターネット接続し Kobo Touch で同期のボタンを押せば、新しいファームウェアに更新されます。

いろいろと批判も多い Kobo Touch ですが、端末としての機能も地味に改良されています。サポート外の機能としてか、まったく無視されつづけている欠点もありますが。

リリースノートには、以下が記載されています。

  1. お好みの言語の辞書をインストールできるようになりました。
  2. ページめくりと本の読み込みが速くなりました。
  3. 文字選択操作、ハイライト操作、Wi-Fi 接続を改善しました。
  4. クイックツアーが新しくなりました。(ヘルプからご覧ください。)

ただし、変更点はそれ以外にも隠れています。

バッテリーの残量を数字で確認することが可能になりました。


数独」が「ナンプレ」に変わりました。


憶測ですが、どうやら数独登録商標だったため、ひっそりと変更されたようです。


Kobo に何冊書籍が保存されているかわかるようになりました。


また、確認してませんが、本棚の速度が向上し、登録する冊数を増やしても実用的なレベルになっているようです。



もともと、Kobo Touch の端末としての機能は、初期のごたごたを除けば、価格から見てそれほど不満が出るようなものではないように思います。E Ink の端末 (カタログにもグレースケールと書いてある) にカラーでないとクレームをつけるようなユーザ層にいきなり売ってしまったことは大きな失敗だったと思います。