Eclipse/PDT から PHPUnit/CIUnit のテストを自動実行する

  1. コマンドラインから phpunit コマンドによるテストの実行
  2. ブラウザから VisualPHPUnit によるテストの実行
  3. Stagehand_TestRunner によるコマンドラインからのテストの自動実行

と 3つのテストの実行方法をみてきましたが、今回は第4の方法として、Eclipse/PDT からのテストの実行方法です。

Eclipse でコーディングをしている場合は、この MakeGood によるテストの実行方法が最高に便利ではないかと思います。Eclipse からのテストの実行が自動でも手動でも思いのままです。

MakeGood のインストール

Eclipse を起動し、メニューから Help → Install New Software... を選択します。



次に「Add...」ボタンをクリックします。



以下の更新サイトを登録します。「Name:」は「MakeGood」としました。



MakeGood にチェックを付け、「Next >」ボタンをクリックします。



「Next >」ボタンをクリックします。



ライセンスを確認し、「I accept the terms of the license agreements」をクリックし、「Finish」ボタンをクリックします。



インストールが開始します。



証明書の確認を求められますので、チェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。



「Restart Now」ボタンをクリックし、Eclipse を再起動します。

MakeGood の設定

PHP の設定

メニューから Window → Preferences... を選択します。



続いて PHPPHP Executables を選択します。次に「Add...」ボタンをクリックします。



「Executable path:」に php コマンドを指定します。「Name:」は「xampp」としました。必要な場合は、「PHP ini file (optional)」に php.ini ファイルを指定してください。「PHP debugger:」はご利用のものを選択します。XDebug を使っているため、XDebug に変更しました。

「Finish」ボタンをクリックし終了します。


次に、PHP → Debug を選択し、デフォルト設定を設定します。

PHP Debugger:」「PHP Executable:」をご利用のものに合わせます。

MakeGood の設定

MakeGood を選択すると、ファイル保存時に実行するテストを選択することができます。

ワークスペースの設定

ワークスペースのフォルダを右クリックし、プロパティを表示します。


MakeGood をクリックし、PHPUnit の「XML設定ファイル」を CIUnit の phpunit.xml に設定します。テストフォルダーの「追加(A)...」ボタンをクリックし、CIUnit の tests フォルダを追加します。「Apply」ボタンをクリックし、「OK」ボタンをクリックします。


必要な場合は、PHP Include Path も設定してください。

テストの実行

これで、ソースファイルやテストファイルを変更し保存すると、自動的にすべてのテストが実行されます。

MakeGood ビューにテストの結果が表示されます。
また、左下のマークでテストの結果がわかります。すべてテストがパスすれば「緑」、テストの失敗があれば「赤」になります。


また、ファイルなどを右クリックして、「テストの実行」や「すべてのテストの実行」をすることもできます。