PHPFog の FuelPHP アプリを AppFog に移行してみる

PHPFog が 12/21 で終了してしまうので、AppFog を使ってみます。

AppFog への登録

http://www.appfog.com/ にアクセスして「SIGN UP」よりサインアップします。

AppFog でのアプリの作成

https://console.appfog.com/ にログインして「New App」からアプリケーションを作成します。

「Step 1: Choose an application」では「PHP」を、「Step 2: Choose an infrastructure」では「Rackspace DFW Dallas」を選択しました。

AppFog コマンドラインツールのインストール

$ sudo gem install af

AppFog にログインします。

$ af login

PHPFog との違い

AppFog では PHPFog とは違い、コンソールページからドキュメントルートとなるフォルダを設定できません。そこで、FuelPHP のトップフォルダに以下の .htaccess を作成します。

RewriteEngine On
RewriteBase /public
RewriteRule (.*) /public/$1 [L]

あと、PHPFog と違い永続的なファイルをまだ扱えません。AppFog 上で作成されたファイルは、アップロードコマンドでファイルをアップロードし直したり、アプリを再起動すると消えてしまうということです。

それから、デフォルトではメール送信はできませんでした。

AppFog へのファイルのアップロード

アップロードしたいファイルがあるフォルダに移動し、以下のコマンドを実行します。 は作成したアプリケーション名です。

$ af update <appname>

これでコマンドを実行したフォルダ以下のファイルが AppFog にアップロードされます。

Git 管理しているフォルダをアップロードしても .git フォルダはアップロードされないようです。

AppFog のファイルの取得

$  af pull <appname>

これでアプリ名のフォルダが作成され、その中に AppFog のソースコードがダウンロードされます。

PHPFog の FuelPHP アプリを AppFog に移行してみる (2) へ続く。